ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
shousanshouuoは、
中小型バリュー株偏重長期投資スタンスの兼業投資家です。
経営コンサルティング大手の
タナベコンサルティンググループ(9644)をご存じでしょうか?
同社は中堅企業を主要顧客として、企業の幹部が抱える固有の経営課題解決を一気通貫で支援する様に経営コンサルティングを行っている企業です。
今回は
「タナベコンサルティンググループ(9644) 株主優待制度の再開を発表【9月末を基準日としてQUOカード優待を追加!!】」
についての記事です。
まとめ
タナベコンサルティンググループ(9644)は、
東京証券取引所プライム市場へ上場している大阪の企業です。
経営コンサル大手として、積極的にM&Aを活用しながら
昨日、同社からは株主優待制度の再導入に関してのリリースがありました。
以前、優待をくれていたのは持ち株会社化される前なので厳密には新設ということになります。
内容ですが、9月末を基準日として
保有株数に応じた金額のQUOカードを贈呈するというものです。
ただ保有し続けていただけなのに、株式分割もしてもらっているので、
今後も株主として同社を応援していきたいと思っています。
タナベコンサルティンググループ(9644)とは
![M&A成長戦略 [ 丹尾 渉 ] M&A成長戦略 [ 丹尾 渉 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/9280/9784478119280_1_2.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 1760 円
- 楽天で詳細を見る
同社は、東京証券取引所プライム市場へ上場している大阪の企業です。
経営コンサル大手として、積極的にM&Aを活用しながら
同社は、「経営者視点」「高度の専門家と高度の総合化」「一気通貫の支援」が経営コンサルティングファームのあるべき姿と考え、中堅企業を中心に売上高30-3,000億円規模の企業を支援している実績があります。
タナベコンサルティンググループ(9644)
株主優待制度の導入に関するお知らせ
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
かつて、同社は手帳の優待を実施していました。
革製のカバーが手触りの良いものだったので結構気に入っていたのですが、
残念ながら廃止になっていました。
その後も、同社の株式を持ち続けていた結果、
株式分割が2回あり、当初の100株は400株になりました。
そんな折の優待再開の発表でした。とても嬉しかった半面、500株や1,000株保有していないとダメだったらどうしよう・・・と思っていました。
優待の内容ですが、9月末を基準日をして
QUOカードを贈呈するというものです。
保有株式数によって金額は異なっており、
100~299株 QUOカード 500円分
300~499株 QUOカード 3,000円分
500~999株 QUOカード 5,000円分
1,000株~ QUOカード 10,000円分
というものでした。
同社の分割後の配当額は公表されていないのですが、
単純に分割前の配当額の1/2で継続、とすると
仮に300株を保有した場合、
予想配当+優待利回り=24+10/737≒4.61%
という計算になりそうです。
利回りとしては、それなりに魅力的と言えそうです。
タナベコンサルティンググループ(9644)の
2025年3月期3Q決算
2025/2/13に、
同社の2025年3月期第三四半期決算がリリースされていました。
数値を確認しておきましょう。
売上高 111.40億円 (前年同期比 +13.5%)
営業利益 13.72億円 (前年同期比 +43.4%)
経常利益 14.60億円 (前年同期比 +52.3%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 8.89億円 (前年同期比 +45.5%)
となっていました。
増収増益となっていますね。
営業利益率は12.32%と高めです。
そして3Q末時点での自己資本比率は74.8%で、
前期末より2.3%ダウンしています。
タナベコンサルティンググループ(9644)のセグメント別業績
同社の決算短信では、経営コンサルティング事業の単一セグメントであるため、
記載が省略されていました。
タナベコンサルティンググループ(9644)の
2025年3月期業績予想・進捗率
同社の2025年3月期通期業績予想と、
3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 140.00億円 (前期比 +9.9%、進捗率 79.57%)
営業利益 14.85億円 (前期比 +47.0%、進捗率 92.39%)
経常利益 15.00億円 (前期比 +48.1%、進捗率 97.33%)
親会社株主に帰属する当期純利益 9.00億円 (前期比 +40.4%、進捗率 98.78%)
かなり順調な業績と言えるのではないでしょうか。
進捗率を見ている限りでは、十分上方修正があっても良さそうな数値です。期待をしたいと思います。
今のところ業績は右肩上がりとなっていますし、
今後も、積極的にM&Aを活用する方針になっています。
タナベコンサルティンググループ(9644)の配当利回り
同社の2025年3月期の配当予想では、
中間配当20円、期末配当28円で合計48円/株となっています。
同社の分割後の配当額は公表されていないのですが、
単純に分割前の配当額の1/2で継続とすると
年間24円/株となりますね。
昨日の同社株式の終値は737円でしたので、
予想配当利回り=24/737≒3.26%
という計算になりそうです。
利回りは、平均よりもやや高めと言えそうです。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo