ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
私は「shousanshouuo」と申します。
中小型バリュー株を中心とした長期投資スタンスで、
兼業投資家として活動しています。
ケイティケイ株式会社(3035)という企業をご存じでしょうか?
印刷用トナーカートリッジのリサイクルをメインに行っている企業です。
shousanshouuoは、ケイティケイ株式会社(3035)の末席株主です。
今回の記事では
「ケイティケイ株式会社(3035) 2025年8月期決算を発表【売上高 +4.5%、営業利益 +11.3%、純利益 -3.8%という結果に!!】」
を公開しています。
まとめ
ケイティケイ株式会社(3035)は、
東京証券取引所スタンダード市場に上場している愛知の企業です。
同社の主力製品はリサイクルトナーカートリッジ等であり、
同社の製品は
コストだけでなく環境への負荷も低減できる事や、ISO9001/14001認証を取得している自社工場での生産
を強みとしています。
SDGsにも親和性の高い企業ですね。
昨日、同社からは2025年8月期決算が発表されていました。
結果は、
売上高 +4.5%、営業利益 +11.3%
経常利益 +5.4%、純利益 -3.8%
というものでした。
営業利益率は低いですが、
昨年度と比較すると増収となっていますね。
昨年と比較すると最終減益となっていますが、法人税等が昨年よりも多くなっている影響なので、
本業では昨年をしっかり超えてきています。
ペーパーレスが進むことで、同社の売上が減ってしまうのは懸念材料ですが、
2012年以降はITソリューション事業を中心にM&Aにも積極的な姿勢を見せてくれています。
今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
ケイティケイ株式会社(3035)とは
東京証券取引所スタンダード市場に上場している愛知の企業です。
日本国内に
営業拠点を18拠点、生産拠点を2拠点、物流拠点を2拠点
有しています。
事業内容としては
- 「リサイクルトナー等のプリンター消耗品の製造・販売」
- 「OA機器に使用する消耗品、文具事務用品の販売」
- 「インターネット等の通信販売を利用した商品等の販売」
- 「DX推進のためのITソリューション商品の販売」
を掲げています。
主要取引先は、官公庁や金融機関、農協、その他一般企業と
ホームページには記載があります。
リサイクルトナーを利用する事で、
経費削減や廃棄物削減とCO2排出量削減にもつながりますので、
時流にも合っている事業だと思います。
同社の工場がISO9001/14001認証を取得している等の高い品質基準をクリアしている事も同社製品の強みとなっています。
同社の歴史
同社の歴史については、
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
ケイティケイ株式会社(3035)の2025年8月期決算
昨日、同社からは2025年8月期決算が発表されていました。
早速中身を確認しておきましょう。
売上高 189.27億円 (前期比 +4.5%)
営業利益 4.26億円 (前期比 +11.3%)
経常利益 5.15億円 (前期比 +5.4%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3.32億円 (前期比 -3.8%)
となっていました。
期初の業績予想よりは、少し上振れて着地となっています。
営業利益率は、2.25%と決して高いとは言えません。
そして期末時点での自己資本比率は48.0%で
前期末よりも0.5%アップしています。
純利益は、前期よりも減少していますが、その理由として昨年よりも
法人税等の負担が3,375.5万円増えているためと考えられます。
本業は昨年よりも堅調に推移しているのではないでしょうか。
【関連記事】
同社の過去の業績については、
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
ケイティケイ株式会社(3035)のセグメント別業績
同社の決算短信では、
- サプライ事業
- ITソリューション事業
に分かれてセグメント別業績の記載があります。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
サプライ事業
売上高 146.19億円 (前期比 +1.42%)
セグメント利益 8.32億円 (前期比 +2.23%)
セグメント利益率 5.69% (前期より0.04%改善)
数値としては、前年同期とほぼ横ばいという結果ですね。
自社製品と商品の拡販がともに堅調だった様です。
ペーパーレス化が進んでいる中でも、かなり健闘している
のではないでしょうか。
ITソリューション事業
売上高 45.59億円 (前期比 +16.07%)
セグメント利益 1.60億円 (前期比 +14.43%)
セグメント利益率 3.53% (前期より 0.05%悪化)
増収増益となっています。
パソコンの拡販や大型案件が貢献したみたいです。
Windows11への買い替え需要も下支えになったみたいですね。
今後も、本事業に関連したM&A等があるかもしれないので、注視したいと思います。
ケイティケイ株式会社(3035)の2026年8月期通期業績予想
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同社の2026年8月期の通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 193.00億円 (前期比 +2.0%)
営業利益 4.70億円 (前期比 +10.1%)
経常利益 5.50億円 (前期比 +5.7%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3.50億円 (前期比 +5.4%)
予想営業利益率は2.43%となるので、
少しずつ営業利益率の改善を見込んでいるという予想です。
あまり派手に増収増益という訳ではありませんが、同社の堅実な姿勢が見えていて個人的には好印象な数値です。
ケイティケイ株式会社(3035)の配当利回り
同社の2026年8月期の配当予想では、
中間配当9円、期末配当9円で合計18円/株です。
予定通りにいけば、5期連続増配ということになります。
昨日の同社株式終値は621円でしたので、
予想配当利回り=18/621≒2.90%
という事になりますね。
まずまずの利回りではないかと思います。
同社は、
連結配当性向30%を目途に、戦略投資とのバランスをとりつつ、安定的な株主還元実施の方針を示しています。
よって、業績に応じて将来の配当額がアップする可能性は期待しても良さそうです。
ケイティケイ株式会社(3035)の株主優待
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同社は株主優待制度を導入しています。
内容は、プレミアム優待倶楽部で
毎年8/20を基準日として、
保有株式数に応じたポイントが付与されるというものです。
長期保有することで、付与されるポイントが10%程度アップする仕組みも2,000株以上の優待では取り入れられていますね。
600~699株 3,000ポイント
700~799株 5,000ポイント
800~1,499株 7,000ポイント
1,500~1,999株 12,000ポイント
2,000~2,999株 18,000ポイント
1年以上継続保有で20,000ポイント
3,000~3,999株 29,000ポイント
1年以上継続保有で32,000ポイント
4,000~4,999株 40,000ポイント
1年以上継続保有で44,000ポイント
5,000株以上 55,000ポイント
1年以上継続保有で60,000ポイント
というものです。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo