ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
私は「shousanshouuo」と申します。
中小型バリュー株を中心とした長期投資スタンスで、
兼業投資家として活動しています。
株式会社ライトオン(7445)をご存じでしょうか?
全国のショッピングセンターや商業ビル等に入っていて、
衣料品販売を営んでいる企業です。
では皆さんは、この1年でライトオンの店舗に
足を運んだことがあったでしょうか?
shousanshouuoは、株式会社ライトオン(7445)の末席株主です。
今回の記事では、
「ライトオン(7445) 2025年8月期決算を発表【売上高は大幅減となるも、2026年8月期には黒字化の見通しに!!】」
を公開しています。
まとめ
株式会社ライトオン(7445)は、
東京証券取引所スタンダード市場に上場している東京の企業で、
「年齢・性別を超えた幅広い客層に、ジーンズを中核アイテムとしたカジュアルウェアを販売する専門店」
を全国で229店舗(2025/9/30現在)運営しています。
昨日、同社から2025年8月期の通期決算発表がありました。
内容としては、
売上高 281.30億円 (前期比 -27.5%)
営業利益 -4.54億円 (前期は -50.00億円)
経常利益 -7.52億円 (前期は -51.66億円)
当期純利益 -4.49億円 (前期は -121.42億円)
という結果でした。
急速な店舗閉鎖もあり売上高は大幅減となっていますが、赤字はかなり縮小しています。
なお、
こちらの数値は当初の業績予想よりもかなり良い数字です。
配当はゼロの状態が、しばらく続きそうですが、
優待改悪や中止のリリースはありませんでした。
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ライトオン(7445)とは
東京証券取引所スタンダード市場に上場している、東京の企業です。
現在は全国に229店舗を展開しています(2025/9/30現在)。
1月末の店舗数と比較すると、100店舗以上減少しています。
事業内容には
「年齢・性別を超えた幅広い客層に、ジーンズを中核アイテムとしたカジュアルウェアを販売する専門店」
「ショッピングセンター、パワーセンター、駅ビル等のインショップ、都市型路面店及びロードサイド型店舗と様々な出店形態により全国チェーン展開」
と記載があります。
実際の店舗に足を運ぶと、子ども用衣料、メンズ、レディース
と幅広く商品を取り揃えているのが同店の特長と言えそうです。
同社の歴史
同社の歴史に関しては、
当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ライトオン(7445)の2025年8月期決算
昨日、同社の2025年8月期通期決算がリリースされました。
内容を確認しておきましょう。
売上高 281.30億円 (前年同期比 -27.5%)
営業利益 -4.54億円 (前年同期は -50.00億円)
経常利益 -7.52億円 (前年同期は -51.66億円)
当期純利益 -4.49億円 (前年同期は -121.42億円)
となっていました。
減収で赤字継続という厳しい状況が続いていますが、
当初予想よりも赤字幅は縮小していました。
営業利益率は -1.61%となっています。
そして期末時点での自己資本比率はわずか3.8%で、
前期末から2.2%辛うじてアップしていました。
細かい点を確認すると、
現預金残高と在庫が前期末よりも減少していました。
現預金が5.78億円ある一方、短期借入金と1年以内返済予定の長期借入金の合計は33.41億円となっています。
資金繰りは綱渡り状態がもうしばらくは続きそうですね。
【関連記事】
同社の過去の業績は、
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ライトオン(7445)のセグメント別業績
同社の決算短信には、
「当社は、商品の内容・調達方法、顧客の種類の類似性等から判断して、区分すべき事業セグメントの重要性が乏しいため、報告セグメントは単一となっていることから、記載を省略しております」
との記載がありました。
株式会社ライトオン(7445)の2026年8月期業績予想
同社の2026年8月期の通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 208.00億円 (前期比 -26.1%)
営業利益 2.40億円 (前期は -4.54億円)
経常利益 0.60億円 (前期は -7.52億円)
当期純利益 0.30億円 (前期は -4.49億円)
業績予想では大幅減収が続くものの黒字転換見込みです。
また、ご存じの様にワールド(3612)の力を借りて
継続して再建に取り組むことになっています。
そのため、
2026年2月末までは不採算店舗の撤退が続く見通しです。
過去の資料を確認すると、2029/8月期には賃借料が半分ほどに減る想定となっており、店舗数は200店舗以下まで縮小するだろう、と思っています。
あとは、ワールドの力を借りて
利益率の高いPB売上比率をどこまで高められるか
ブランド力をどこまで回復できるか
が再建の鍵を握っていそうです。
月次売上高前年比情報に関するお知らせ
2025/10/3に、同社からは上記名称のリリースがありました。
内容を確認すると、
2025年9月度の全社実績は前年同月比で
売上高 61.7%
客数 61.8%
客単価 99.9%
でした。
また、2025年9月度の既存店実績は前年同月比で
売上高 79.6%
客数 79.8%
客単価 99.7%
でした。
全社売上・既存店売上ともに長らく前年割れが続いており、厳しい状況が続いている様です。
あわせて、2025年9月度は1店舗のみ退店となっていました。
閉店ペースは落ち着いた様ですが、富山県最後の1店舗が閉鎖しています。
今後は、物流コスト等も考慮して同社店舗のない地域が増えるかもしれませんね。
【関連記事】
同社の過去の月次業績は、
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ライトオン(7445)の配当利回り
残念ながら、同社の配当予想では、ゼロ円/株となっています。
黒字を確保できるかどうか、という厳しい状況ですので贅沢は言わずに我慢します。
株式会社ライトオン(7445)の株主優待
配当は残念ながらゼロですが、株主優待制度は維持されています。
今のところリリースはありませんが、
経営再建中であるため優待の改悪や廃止のリスク
は極めて高い状況だと思います。
同社の株主優待制度は、8月末時点の株主を対象としており、
実店舗で利用が出来るお買物優待券が贈呈されています。
頂ける金額は、保有株式数によって以下の通りとなります。
100~499株 3,000円分 (1,000円券 3枚)
500~999株 5,000円分 (1,000円券 5枚)
1,000株~ 7,000円分 (1,000円券 7枚)
仮に100株を保有していた場合、
昨日の同社株式終値が296円でしたので
予想配当+優待利回り=0+30/296≒10.14%
という計算になります。
利回りは高いですが、店舗網の縮小等もあり今後は少し使いづらいかもしれませんね。
ECサイトでも利用できる様になるとありがたいのですが・・・。
【関連記事】
shousanshouuoは、末席株主ですので3,000円分を頂いています。
実際に届いた券面は、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo