ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
私は「shousanshouuo」と申します。
中小型バリュー株を中心とした長期投資スタンスで、
兼業投資家として活動しています。
コンビニエンスストアチェーンのポプラをご存じでしょうか?
赤い看板でポプ弁を提供していた、あのコンビニです。
shousanshouuoは、株式会社ポプラ(7601)の末席株主です。
今回の記事では
「ポプラ(7601) 2026年2月期中間決算を上方修正【昨年比で営業総収入 +3.2%、営業利益 +39.2%、純利益 +83.3%に!!】」
を公開しています。
まとめ
株式会社ポプラ(7601)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、広島県の企業で、
コンビニエンスストア事業を営んでいます。
2025年8月末のグループ全体での店舗数は424店舗となっています。
昨日は、
同社から2026年2月期中間決算の上方修正がリリースされていました。
2026年2月期中間決算では、
営業総収入 +3.2%、営業利益 +39.2%
経常利益 +42.6%、中間純利益 +83.3%
で大幅増益の見込みとなっています。
まだ復配や株価上昇までは時間がかかりそうですが、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ポプラ(7601)とは
同社は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、広島県の企業です。
事業内容としては、コンビニエンスストア事業を営んでおり、
2025年8月末の店舗数は
- ポプラ・生活彩家 278店舗
- ローソン・ポプラ 123店舗
- 商品供給事業 19店舗
- ドラッグストア 2店舗
- 飲食事業 2店舗
となっており、グループ全体での店舗数は424店舗となっています。
なお、既存店ベースでの日商は41か月連続で前年度超えが続いている状況です。
同社の歴史
同社の歴史については、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ポプラ(7601)
2026年2月期第2四半期(中間期)通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
内容は以下の通りとなっています。
2026年2月期中間期連結業績予想の修正
前回発表予想 今回修正予想
営業総収入 57.69億円 ⇒ 59.58億円 (増減率 +3.2%)
営業利益 1.63億円 ⇒ 2.27億円 (増減率 +39.2%)
経常利益 1.71億円 ⇒ 2.44億円 (増減率 +42.6%)
親会社株主に帰属する中間純利益 0.96億円 ⇒ 1.76億円 (増減率 +83.3%)
営業総収入は微増ですが、利益が大幅に増額となっています。
記録的な猛暑の影響とインバウンド需要の増加で、
小売り売上が前年比 106.5%と当初予想を超えて推移した様です。
また、自社工場での弁当、おむすび、総菜の販売が拡大したことも増収増益へと貢献しているみたいです。
【関連記事】
2024/9月にも同社は業績予想の上方修正を発表していました。
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ポプラ(7601) 2026年2月期1Q決算
2025/7/11に、
同社の2026年2月期第一四半期決算がリリースされていました。
数値を確認しておきましょう。
営業総収入 29.70億円 (前年同期比 -2.2%)
営業利益 0.78億円 (前年同期比 -26.2%)
経常利益 0.91億円 (前年同期比 -14.3%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.56億円 (前年同期比 -33.0%)
となっていました。
営業利益率は2.65%です。
残念ながら減収減益で、営業利益率もやや低めという状況ですね。
そして1Q末時点での自己資本比率は18.2%と、
前期末よりも2.5%ダウンしていました。
【関連記事】
同社の過去の業績については、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ポプラ(7601)のセグメント別業績
同社の決算短信では、報告セグメントとして
- スマートストア事業
- ローソン・ポプラ事業
- その他
に分かれて記載されています。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
スマートストア事業
売上高 12.99億円 (前年同期比 +1.70%)
セグメント利益 -0.62億円 (前年同期は -0.12億円)
セグメント利益率 -4.80% (前年同期より3.83%悪化)
「ポプラ」「生活彩家」ブランドで施設内に展開している事業ですね。
無人店舗は大型物流倉庫や工場への出店が成功しているみたいです。
一部店舗では、キャッシュレス・セルフ決済専用の無人営業とすることで、営業時間拡大による売上確保と低コスト化の両立に成功したとの記載もありました。
「ポプ弁」の徹底的な見直しによる商品力強化に着手し、
販売数量を大きく伸ばすことができたみたいです。
また、2023年6月から本格的に稼働を開始した冷凍弁当・総菜工場では
包装機械の導入で効率アップし、生産数量が大きく伸長しているとのことです。
ドラッグストア向けの弁当や、老人保健施設向けの完全調理済冷凍総菜も伸びているみたいですね。
ローソン・ポプラ事業
売上高 14.94億円 (前年同期比 -4.36%)
セグメント利益 2.34億円 (前年同期比 +9.66%)
セグメント利益率 15.67% (前年同期より2.00%改善)
新規出店が2店舗となっていました。
「ポプ弁」の商品力向上に向けての施策も行ったとのことです。
こちらの事業では、
直営店舗を積極的にフランチャイズ化する事で、
管理コスト削減につながっており、利益率が年々アップしています。
社員の独立支援や既存オーナーの複数店経営をサポートしたことで、
ローソンのメガフランチャイザーとしての体制を確立しています。
その他事業
売上高 1.76億円 (前年同期比 -10.08%)
セグメント利益 0.02億円 (前年同期は -0.09億円)
セグメント利益率 1.23% (前年同期より5.83%の改善)
保険代理店事業、ドラッグストア及び外食事業を営んでいるものですが、
減収で利益はギリギリという状況ですね。
どこかで撤退の決断を迫られるかもしれません。
株式会社ポプラ(7601)の配当利回り
同社の配当予想は、残念ながらゼロ円/株となっています。
A種種類株式が残っていることと、
10月にはB種種類株式発行が控えていること、
現時点の自己資本比率を考えると、仕方ないな・・・と思います。
とはいえ、利益剰余金は7.7億円ありますので、
安定して利益を出せる状態になれば復配も期待が出来るかもしれません。
株式保有を継続しつつ、気長に復配を待ってみようかと思います。
株式会社ポプラ(7601)の株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。
かつては優待を実施していた企業ですので、業績が回復したら復活に期待したいところです。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo