ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
shousanshouuoは、
中小型バリュー株偏重長期投資スタンスの兼業投資家です。
スリーエフというコンビニエンスストアをご存じでしょうか?
株式会社スリーエフ(7544)は、
かつて関東で独自ブランドで営業をしていたコンビニエンスストアで、
現在はローソン・スリーエフとして店舗を運営しています。
shousanshouuoは、
株式会社スリーエフ(7544)の末席株主です。
今回は
「スリーエフ(7544) 2026年2月期通期業績予想を修正【予想比で営業総収入 +2.8%、営業利益 +21.8%、純利益 +40.0%に上方修正!!】」
についての記事です。
まとめ
株式会社スリーエフ(7544)は、
東京証券取引所スタンダード市場へと上場している神奈川の企業で、
ローソン・スリーエフのブランドでコンビニエンスストアを327店舗(2025/8月末)運営しています。
昨日、同社からは2026年2月期決算の上方修正がリリースされました。
同社は保守的な業績予想を出して、後から上方修正というパターンが多い気がしますね。
その内容ですが、2026年2月期通期決算では、予想比で
営業総収入 +2.8%、営業利益 +21.8%
経常利益 +21.8%、純利益 +40.0%
と、売上高は微増も利益水準が大幅アップというものでした。
以前よりも利益が出やすい体質に変わってきているみたいです。
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
【関連記事】
2025年2月期の通期決算については、
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご覧ください。
株式会社スリーエフ(7544)とは
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株式会社スリーエフ(7544)は、
東京証券取引所スタンダード市場へと上場している、神奈川の企業です。
昔は関東ローカルでCMもやっていたので、覚えている方もおられるかもしれません。
現在は、ローソン・スリーエフのブランドでコンビニエンスストアを
関東に327店舗(2025/8月末)運営しています。
また、独自ブランド店舗としてgooz(グーツ)も3店舗を運営しています。
株式会社スリーエフ(7544)
業績予想の修正に関するお知らせ
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
2026年2月期の通期業績予想を上方修正する
という内容になっています。
早速、数値を確認しておきましょう。
前回発表予想 今回修正予想
営業総収入 145.00億円 ⇒ 149.00億円 (予想比 +2.8%)
営業利益 11.00億円 ⇒ 13.40億円 (予想比 +21.8%)
経常利益 11.00億円 ⇒ 13.40億円 (予想比 +21.8%)
親会社株主に帰属する当期純利益 2.50億円 ⇒ 3.50億円 (予想比 +40.0%)
夏場の気温が前年以上に高温であったことに加え、
ローソンチェーンの販促企画が好調だったことなどにより、
売上高・粗利益率がともに順調に推移したとのことです。
上方修正に至ったということですね。
【関連記事】
過去の業績予想上方修正については、
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご覧ください。
株式会社スリーエフ(7544)の2026年2月期1Q決算
2025/7/10に、2025年2月期第一四半期決算がリリースされています。
数字を確認しておきましょう。
営業総収入 36.51億円 (前年同期比 +7.0%)
営業利益 3.44億円 (前年同期比 +37.7%)
経常利益 3.46億円 (前年同期比 +37.9%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 1.00億円 (前年同期比 +38.1%)
となっていました。
増収増益という結果ですね。
営業利益率は9.42%と高めです。
そして1Q末時点での自己資本比率は78.8%と、
前期末より3.5%増加しています。
これまでは、店舗の改装に関連した費用分の計上が続いていたのですが、
2025年2月期より減価償却やリース料の負担が軽くなる
と会社の説明資料にも記載がありました。
運営コスト増が重しとなっているのは否めませんが、同社店舗の個店平均日販は年間平均で60万円を超えています。
ローソン・ファミリーマートの全店平均日販よりも高い数値をキープしています。
【関連記事】
同社の過去の業績については、
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社スリーエフ(7544)のセグメント別業績
[rakuten:jism:13081764:detail]
同社の決算短信には、セグメント別業績としてまとまった記載はなかったのですが、
- ローソン・スリーエフ事業
- gooz(グーツ)事業
の概況が、
2026年2月期1Q決算には記載されていたので内容を記載しておきます。
ローソン・スリーエフ事業
人流の増加を背景に
「個店平均日販」は、引き続き前年を上回り好調に推移
しているとのことです。
一方で、人件費や水道光熱費などのコストも持続的に上昇しているため、
加盟店支援を強化しているとのことでした。
店舗が関東にしかない、ということもあるのでしょうが
2026年8月の売上データでは、
平均日販 63.3万円となっています。
これは、コンビニエンスストアチェーンの中では売上が多い方だと思います。
客単価は前年比 103.1%、客数は前年比 101.9%
といずれの数値も上昇しており、堅調に推移しています。
今後は、設備機能の改善等を目的とした改装を順次行うことや、
店舗のリロケート、駐車場の拡張などに取り組む予定の様です。
gooz(グーツ)事業
同社独自のフォーマットとして展開している小売店舗事業で、
パーキングエリアにも店舗を出店しているという特長があります。
パーキングエリアだとちょっと高くても珍しいものを購入すること、きっと皆さんもありますよね。
世の中のニーズとして「ちょっと違うコンビニがいい」
というものが増えてくれば、もっと街中にも出店余地があるかもしれません。
取り扱っているコーヒー豆の産地は、
とこだわっていて、店内焙煎も行っている様です。
お店の中は良い香りが漂っていそうですね~。
コーヒー抽出で出てくるかすを協力先農園に提供し、
堆肥として再利用することで栽培された青果を店内調理品の食材として使用する
サスティナブルな取り組みもされているみたいです。
パーキングエリア店舗に関しては、行楽需要の高まりを受けて
日販は向上している様です。
株式会社スリーエフ(7544)の配当利回り
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同社の、2026年2月期の配当予想では、
中間配当7円、期末配当7円で合計14円/株となっています。
2025年2月期までと比較すると配当が増額となっています。
同社株式の昨日終値は593円でしたので、
予想配当利回り=14/593≒2.36%
という事になりますね。
株価が緩やかに右肩上がりとなっていることもあって、利回りはまずまず、と言えるのではないでしょうか。
株式会社スリーエフ(7544)の株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。
株主優待を実施するとの案内があれば、当ブログで取り上げたいと思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo