ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ開設後4年が経過したのを契機に、proへと移行しました。引き続き記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

空港施設(8864) 2026年度3月期1Q決算を発表【前年同期比で、売上高 +41.5%、営業利益 +78.9%、純利益 +85.0%と大幅な増収増益に!!】

◆目次◆

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。 ]

私は「shousanshouuo」と申します。

中小型バリュー株を中心とした長期投資スタンスで、

兼業投資家として活動しています。

 

今回の記事では、

「空港施設(8864) 2026年度3月期1Q決算を発表【前年同期比で、売上高 +41.5%、営業利益 +78.9%、純利益 +85.0%と大幅な増収増益に!!】」

を公開しています。

 

 

まとめ


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空港施設株式会社(8864)は、

東京証券取引所プライム市場へ上場している東京の企業で

羽田、伊丹を中心に全国12空港で施設を運営・賃貸

しており、空港における冷暖房や給排水の一部も提供している企業です。

 

不動産賃貸がメインの企業ということになりますが、

その事業内容の特殊性を考えると、他社の参入は困難です。

 

ということは、shousanshouuoが大好きなニッチトップ企業ということになりそうです。

 

昨日、同社からは2026年3月期1Q決算がリリースされており、

 

売上高 +41.5%、営業利益 +78.9%

経常利益 +81.1%、純利益 +85.0%

 

大幅増収増益となっていました。

 

大株主がANAJALなので、

エージーピーの様に支配されてしまうという構図はリスク

ですが、安定した収入・収益はそれなりに保証されていると言えるでしょう。

 

近年では、空港外の不動産事業にも進出しており、

今後の収益機会拡大にも期待がもてるところです。

 

今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

 

空港施設株式会社(8864)とは


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同社は、東京証券取引所プライム市場へ上場している東京の企業です。

 

羽田、伊丹を中心に全国12空港で施設を運営・賃貸

しており、空港における冷暖房や給排水も一部提供している企業です。

近年では、不動産事業を拡大しており一般のビル等も賃貸を行っています。

 

すごくシンプルにしてしまうと空港の大家さんといったところでしょうか。

 

【関連記事】

同社の歴史については、

当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご覧ください。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

空港施設株式会社(8864)の2026年3月期1Q決算


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昨日、同社からは2026年3月期1Q決算がリリースされていました。

早速、数値を確認しておきましょう。

 

売上高              94.51億円 (前年同期比 +41.5%)
営業利益             21.96億円 (前年同期比 +78.9%)
経常利益             23.04億円 (前年同期比 +81.1%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 15.38億円 (前年同期比 +85.0%)

 

となっていました。

 

大幅な増収増益となっていて、調子が良さそうな決算です。

 

営業利益率は23.24%と高めですね。

そして1Q末時点での自己資本比率は55.3%と、

前期末より0.2%アップしています。

 

今回の決算では、空港外不動産事業においてビルの売却があり、

前年同期よりも売上高 24.1億円、営業利益 4.8億円の増加

あったみたいです。

 

【関連記事】

同社の過去の業績については、

当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご覧ください。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

空港施設株式会社(8864)のセグメント別業績


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同社の決算短信では、

  • 空港内不動産事業
  • 空港外不動産事業
  • 空港内インフラ事業
  • その他事業

の4セグメントに分かれて業績の記載がありました。

早速、これらの数値も確認しておきましょう。

 

空港内不動産事業

売上高     43.83億円 (前年同期比 +4.78%)
セグメント利益 12.96億円 (前年同期比 +34.58%)
セグメント利益率 29.57% (前年同期より 6.55%改善)

 

既存物件の賃貸条件見直し誘致賃貸収入増に至った様です。

また、賃貸施設の減損によって減価償却費が減少したこともあって、

利益率は上昇しています。

 

空港外不動産事業

売上高     31.84億円 (前年同期比 +311.37%)
セグメント利益   9.77億円 (前年同期比 +196.96%)
セグメント利益率 30.68% (前年同期より 11.83%悪化)

 

4月に入ってから、事務所ビルを1棟売却したことで

大幅な増収増益となっています。

 

空港内インフラ事業

売上高     19.94億円 (前年同期比 +9.86%)
セグメント利益   3.05億円 (前年同期比 +19.61%)
セグメント利益率 15.30% (前年同期より 1.25%悪化)

 

空港施設における冷暖房や給排水の基本料金改定や、

使用量の増加等によって増収増益となっています。

 

この夏も、沢山冷房を利用することになりそうですね。

 

その他事業

売上高      1.90億円 (前年同期比 -2.56%)
セグメント利益  0.69億円 (前年同期比 -14.81%)
セグメント利益率 36.32% (前年同期より 5.22%悪化)

 

海外事業や太陽光発電事業、その他リース契約等が含まれている様です。

太陽光発電事業の一部譲渡もあり減収減益となった様ですね。

 

空港施設株式会社(8864)の2026年3月期業績予想・進捗率


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同社の2026年3月期の通期業績予想と、

1Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

 

売上高              359.88億円 (前期比 +15.6%、進捗率 26.26%)
営業利益            45.25億円 (前期比 +1.2%、進捗率 48.53%)
経常利益            41.51億円 (前期比 -10.3%、進捗率 55.50%)
親会社株主に帰属する当期純利益 30.41億円 (前期比 +17.9%、進捗率 50.58%)

 

通期業績予想でも、概ね増収増益基調を見込んでいるみたいですね。

 

インバウンド需要が旺盛だったとのことで、順調な業績見込みの様です。

 

このまま堅調な業績推移を期待したいと思います。

 

空港施設株式会社(8864)の配当利回り


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同社の2026年3月期の配当予想では、

中間配当18円、期末配当19円で合計37円/株となっています。

 

同社株式の昨日終値は931円でしたので、

 

予想配当利回り=37/931≒3.97%

 

という事になりますね。

 

配当利回りとしては、比較的高めではないかと思います。

 

空港施設株式会社(8864)の株主優待


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同社は、先日までは株主優待制度を導入していたのですが、

廃止を発表しており、今年の3月権利分が最後ということになっています。

 

なかなか利用しづらい優待だったので、個人的にはあまりダメージはないと思っています。

 

【関連記事】

同社から先日頂いた優待券については、

当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご覧ください。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

shousanshouuo